コンテンツにスキップ

お風呂で大泣き

お風呂場に響き渡る叫び声。「虐待と思われないかな…」と近所の目を気にしたり、耳が痛くなるほどの泣き声にヘトヘトになったり。清潔にしてあげたいだけなのに、どうしてこんなに拒否されるのかと悲しくなりますよね。

お風呂で泣くのには、赤ちゃん特有の恐怖心があります。

  • 感覚への不安: お湯の温度、シャワーの水圧、顔に水がかかることへの本能的な恐怖です。
  • 未練: 「まだ遊んでいたかった」という遊びを中断されたことへの怒り。
  • 不安定な足場: 滑りやすい床や、視界が遮られる湯気に対して不安を感じることがあります。

トラウマになると深刻な水嫌いが定着し、将来のプールや学校生活に影響が出る可能性があります。しかし、安心できる環境で「お風呂は気持ちいい」と学習できれば、情緒の安定や睡眠の質の向上に繋がります。

  • お風呂専用おもちゃ: 「お風呂でしか遊べないおもちゃ」を用意して、入ることへの楽しみを作ります。
  • 足から少しずつ: いきなり湯船に入れず、ぬるめのお湯で足先からゆっくり慣らしていきます。
  • 歌や声かけ: 「チャプチャプ楽しいね」と明るい声で安心感を与えます。
  • 頭からシャワーを浴びせる: 泣いている口に水が入る危険もあり、強い恐怖心を植え付けます。
  • 無理やり沈める: 溺れる恐怖を感じさせると、お風呂そのものが深刻なトラウマになります。

お風呂で大泣きする行動には、以下のような多角的な要因が絡み合っています。


お風呂嫌いは、成長とともに水への耐性がつくことで解決することが多いです。

もし、耳に水が入るのを極端に嫌がり、耳を触ると痛がるような様子があれば、中耳炎などの病気が隠れている可能性もあります。その場合は耳鼻咽喉科や小児科を受診してください。また、お風呂でのパニックが激しい場合は、保健師に相談して「負担の少ない清拭(体を拭くこと)」などの代替案を検討するのも一つの手です。